記事の表現をブラッシュアップしよう


こんにちは!ブロガーで記者のタツノです。

先日から、twitterで【#記事の表現をブラッシュアップしよう】というシリーズをツイートしていました。


パッと思いつくものは書いたし、⑧までをブログにまとめておこうかと思います。
ブロガーやライターをされている方の参考になればと思います。  

②したところ、感じた

天気を確認したところ、雨が降りそうだと感じた。
→天気を確認すると、雨が降りそうだった。

「したところ」は多用しない。
「感じた、思った、考えた」も何度も使うと歯切れが悪いです。脊髄反射で使ってる人は注意⚠️


③〜していた

日曜日はサッカーをしていた
→日曜日はサッカーをした

「していた」は単純な過去形としては使わない。進行形や状態を表す際はOK

「学生時代はサッカーをしていた」はOK。
ただし「学生時代はサッカー部だった」など言い換えができるか考える

「学生時代、サッカーをしていたとき、友人がハットトリックを決めた」
これは一見良さそうだけど、ハットトリックを決めた過去の一時点を示しているので、
「学生時代、サッカーをした際、友人がハットトリックを決めた」
の方がいいです。


④れる・られる

尊敬、自発、可能、受け身の4つの意味がある。
誤読につながる可能性があり、字数も多くなる。
記事の文章はなるべき能動態で書こう。

自発は
「父のことが思い出される」
「ふるさとがしのばれる」
など。自然と〜する、って意味。心情描写とかでたまーに使う。
「父のことを思い出す」だと意図的に思い出す感じかな。


⑤行う

インタビューを行う
→インタビューする

ほとんどの場合、「行う」は使わなくても意味は通じる。
「インタビュー/を/行う」よりも、「インタビューする」とまとめた方がすっきりします。


⑥では

当サロンでは全員が発言することを推奨している。
→当サロンは全員が発言することを推奨している。

「~では~としている」「~では~とみている」という表現の「で」は取っても意味が通じる。
無駄な1文字を削ろう。


⑦~風

会社員風の男性と話したが、正体はプロ野球の○×選手だった
→スーツを着た男性と話したが、正体はプロ野球の○×選手だった

「~っぽい」の意味で「風」を使わない。
自分のイメージ≠人のイメージです。

自分のイメージや判断で突き進むと、読んでいる人を置いてけぼりにしがち。
なぜ「~っぽい」のか?そう感じた根拠があるはず。そっちを書こう。

ちなみに例文の「~が、」、ちょっと判断別れるところで日本語としてはあんまりよくないけど許して。


⑧~とされる・~とされている

つい使いがちな表現。
明らかな一般論を書く場合以外、極力避けよう。

自分の意見や裏付けのない情報を一般論のように書くと、記事自体の信憑性、信頼性を下げてしまいます。 



以下、オマケです。




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